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3-3.英ポンド(GBP)の通貨危機

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■英ポンド(GBP)の通貨危機【前段】

 英国は、ポンドからユーロへの通貨統合に参加することを考えていました。

 そこで、通貨統合の準備制度であるEMS(欧州通貨制度)とERM(欧州為替相場メカニズム)に参加します。

 その時期、欧州の金利は、やや高めで推移しています。

 英国も、その金利にあわせなくてはなりません。

 ところが、英国の経済状況は、決して好景気とはいえず、欧州の金利の高さは、英国の経済状況にあったものとはいえません。

■英ポンド(GBP)の通貨危機

 そこに目をつけたヘッジファンドがいました。

 実体にあっていない英ポンドに「空売り」を浴びせます。

 1992年9月15日には、変動制限ライン(上下2.25%)を超えるほどの「売り」にあいます。

 翌日9月16日には、イングランド銀行が公定歩合を10%から12%へ引き上げ、さらにその日のうちにもう一度引き上げ15%としています。

 一日に2度も金利を変動させるという、前代未聞の展開です。
 イングランド銀行は、金利を上げる事で、「売り」に歯止めをかけ、逆に「買い」を増やそうと狙ったわけです。

 しかし、売り浴びせを止める事にはならなかったのです。

 後日ERM脱退しなくてはならなくなったわけですが、その原因となったこの日をブラックウェンズデー(暗黒の水曜日)と呼んでいます。

 9月17日、英ポンドは、正式にERMを脱退し、変動相場制へ移行しています。

 この「売り」の流れを作ったのがジョージ・ソロス率いるヘッジファンドでした。

■英ポンド(GBP)の通貨危機【その後】

 1993年、この影響が欧州に波及しました。それが、欧州通貨危機です。

 さて、その英国は、1995年まで、通貨安は続きました。

 しかし、その通貨安のおかげで、英国は輸出が伸び、景気回復をはたすのです。



 ※参考:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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